2億円で何を買う?

お金は使うとなくなります。使わないと残ります。そして「何に」使うかを選べます。当たり前なんだけど、本当の意味で知っている人って少ない気がするよ。例えば自分の生涯手取り年収をざっくり2億円だと仮定したら、2億円以内で何に使うのかを考えればいい。

 

1 生涯で自分が稼ぐお金を考える

2 生涯で自分が使うお金を考える

 

お金を考える上で必要なことって、まずはこれだけじゃない? あとは年代別に1年単位で使えるお金、1ヶ月単位で使えるお金と順繰りに決めていく。

 

家賃とかの固定費

食費とかの生活費

小遣いとかの変動費(実質的な可処分所得

 

そして固定費と生活費はすぐに出せそう。そして固定費と生活費がわかれば変動費も自動的に決まる。そして変動費のうち「使わない」と決めた分が貯金になる。本能レベルで貯金が得意とか好きな人はいいけど、もしそうじゃないなら、頭で考えて行動するしかないんだな〜と思った。使いたくないものにお金を使って、ほしいものが買えない人生はかわいそすぎるから…。

高い家を買う奴 VS スタバに行く奴

会社の飲み会で新築マンションを買う話をしたときに、猛烈に反対してくる人たちがいた。う、うぜえ! あと、普通に傷ついた。こちらの話を聞いてくれる態度でなく、否定しようとした態度が丸わかりだったから。あのね、払えないもの買うわけないでしょ。徹夜で色々計算したよ。あーあ、本当にイライラした。

 

「いまが一番高いとき」「新築は住んだ瞬間、半額になる」「共同購入者と別れたらどうする」「会社に何かあったらどうする」「35年もローンを払い続けられるわけない」などなど。あのね、あんたらが思いついたことは俺も思いついたし、ちゃんと考えたよ。だけど、いくつか思うことがあったので改めてまとめてみます。

 

◾️「いまが一番高いからマンションは買うな」

オリンピック後に地価が下がってから買うのが一番だという意見のよう。でも、オリンピック後に本当に地価が下がるかどうかはわからなくない? 都内でも再開発が進んでるし。不動産関係の人に聞いてみたら4~5年後までのマンション開発計画は済んでおり、用地仕入れの価格から物件価格も算出でき、低下はない、とのこと。まあ業界のことは詳しくはわからないけど(流石に当初の価格で売れなくなったら値段下げるでしょ…)、

 

地価が下がるまで賃貸で支払うお金と住宅ローン減税分>オリンピックで下がる価格

 

な予感がしたので、あまり気にしなかったぜ。住宅ローン減税が終わったら次のやつが生まれそうだけど、まあ今の時点でわからないしね。欲しいときに欲しいものを買うのが一番な気がした。あと、いまが一番高いから論者の人は永遠にセールで服を買い、永遠に売れ残りの弁当と腐りかけの野菜を食べたらいいと思います。

 

◾️「新築は住んだ瞬間、半額になるからマンションは買うな」

嘘です。新築でも住んだ瞬間から半額になるどころか、最近は値上がってる話をよく聞聞くよね。とにかくスーモを見てみよう! まあ、売らないから別にいいんだけど。

 

◾️「共同購入者と別れたらやばいから買うな」

うーん、謎ですね…。別れたら別れたなーと思って泣きながらマンションを処分するしかないと思います。そして処分した金で、次は1人で住むマンションを買うでしょう。別れたあとのことを考えて生きる人っているの? 謎だよ。俺の人生はもう彼ありきで設計されている。

 

◾️「会社が倒産したらやばいから買うな」

会社が吹き飛んでも払っていける金額で設定しています。ファミマとローソンでバイトを掛け持ちしたら払える感じ。笑。あと、俺は今の会社が爆発したとしても、年収が下がらないよう努力をすると思う。しかし、悲観的で非建設的な意見だよね…。ちなみにもし俺本体に何かあったとしても、その時は保険があります。

 

◾️「35年もローンを払い続けられるわけがない」

それは俺もそう思う。35年ローンで組んでるけど、10数年で完済できるように考えたよ。そもそも60歳で家賃のために働きたくない、家賃を落とすために引っ越ししたくない…から家を買いたくなったわけだしね。

 

 

あとさ~、もう他人の人生にあれこれ言う必要なくない? 俺だってお前のアホみたいな人生に色々言えるけど、他人の人生だから言わないくらいの賢さはあるよ。

 

それとさ、住宅ローンを借りるのはバカな行為だが、賃料はバカではない、と思ってる人がいるのも驚いた。どちらも「家に住むのにかかるコスト」では同じなのにね。数千万のゴミを買うわけじゃないんだぜ。数千万円の金と家を交換するだけなんだけど。月々の支払いが賃料と同じなら家買ったほうが得じゃね。

 

最後に…。自分たちはすぐにスマホを最新のものにしたり、高い携帯プランを使い続けたり、ガチャで課金したり、ランチは外食、自販機で飲み物買って時々スタバ、飲み会も頻繁、何ならパートナーの収入にこだわらない(低年収もしくは主婦・主夫)、zozoで衝動買いしてタバコも吸う…つまり収支を考えたらどうなのよ的な態度なのに、人がいい家、でもちゃんと買える家を買うとなったらギャーギャーいうってすごくない??? 専業主婦は許すが高い家は金がかかるからダメだ!(タバコをスパーっ、スタバをごくごく、最新スマホをぽちぽちしながら)っていくらなんでもバカすぎでは…?  

 

まあ、本当はなんでそうなるかわかりますよ。あれだよね、印象の話なんだよね。スタバとかスマホとかキャリアの高いプランとか頻繁な飲み会とかオフィスの自販機とかランチとかタバコとかって、庶民から金をスルスルって吸い取るために生まれたもんだもんね。だから「普通」なんだよね。一方、高い家は「普通じゃない」んだよね。だからギャーギャー言いたくなる。

 

まあ我が家はゲイカップルで養子を取るとかって予定もないから、金の計画を立てやすく、かつ消費先もないから、そらストレートカップルに比べたらいい家を買えるって、割と想像しやすいと思うんだけどな~。

 

結局は価値観なんよな、と思った。頻繁に飲み会してもいいんだよ。スタバに行きまくってもいい。それと同じように、計画がきちんとしているゲイカップルがストレートカップルよりいい家(といっても世帯年収の6倍くらい)を買ってもいい。そして、人生で始めての選択をした人に対して思いつきでギャーギャー言わない、という価値観を持ってくれてもいいんだぜ。

「ゲイですか?」と聞かないで。

あなたにゲイに対する差別意識が全くなかったとしても。あなたが「ゲイですか?」と聞く人に100%の好意しかなかったとしても。あなたに悪意がなくちょっとした好奇心を満たすためだけの行動だとしても。もう二度と「ゲイですか?」と聞かないでほしいのです。

 

その人は過去にいじめを受けていたのかもしれない。誰かから「あいつ、おかまだろ」「気持ち悪い」とかって心ないことを言われていたのかもしれない。「ゲイですか?」と聞かれるとき、その人は過去のいじめを思い出しているのかもしれない。

 

その人は怖がっているのかもしれない。今だに同性愛が死刑の国はあるし、同性愛者であることが理由の私刑で殺されている人がいる。「ゲイですか?」と聞かれるとき、その人は身の危険を感じているのかもしれない。

 

その人はホモフォビア(同性愛に対する嫌悪感などを持つこと)なのかもしれない。「ゲイですか?」と聞かれるとき、その人はゲイである自分自身を攻撃しているのかもしれない。

 

その人は家族を守りたいのかもしれない。今だに同性愛に対する偏見は根強く、全員が克服できるわけではない。誰かに自分がゲイであることを言ったら、いつか家族の耳に届く可能性がある。「ゲイですか?」と聞かれるとき、その人は自分自身がゲイであることで家族が壊れることを想像しているのかもしれない。

 

その人はセクシャリティの理解度の低さについて嫌になっているのかもしれない。これは個人の問題だから、どうぞ放っておいてください。「ゲイですか?」と聞かれるとき、その人は社会に絶望しているのかもしれない。

 

だから、もう誰に対しても「ゲイですか?」と聞かないでほしい。そして、できれば、誰かが誰かに「ゲイですか?」と聞いているところを目撃したら、「そういうことはしないほうがいい」と諌めてほしい。もしあなたがそう諌めてくれるなら、世界はもう少し良い場所になると思う。それに、「ゲイですか?」と聞かれるとき、すごく孤独に感じる。その時に誰か味方になってくれる人が近くにいることがわかったら、どれだけ素晴らしいことだろう。

 

そして、もしあなたが「ゲイですか?」と聞かれて、周りの誰もが「そういうことはしないほうがいい」と言ってくれなかったとしても。あなたは、自分自身で「そういうことはしないほうがいい」と相手に伝えてほしい。もちろん、ゲイであるかどうかに答える必要はない。あなたはあなたが言いたい時に、言いたい人に、自分がゲイであることを伝えたらいい。誰かに聞かれて言うべきものではない。

 

いつか、「多様性を大切に」なんてわざわざ言われるまでもなく多様性が大切にされている世界がきたらいいと思う。でも、いまは違う。だから、闘おう。

ランチに行く人生は1000万円、部屋に花がある人生は240万円。

昔、なんとなしに金の計算してみたら驚いたことがあります。サラリーマン人生をざっくり40年だとすると、なんと1回千円のランチに行き続けると生涯で1000万円かかるのです。おそらくニュートンもびっくりの以下の正確無比な計算図をご覧ください。

 

1回のランチ代:1万円

1月のランチ代:2万円とちょっと

1年のランチ代:25万円

40年のランチ代:1000万円

 

ほう…。1000円のランチ代も40年かかると1000万円になるのねすごみがすごい…。1000万円もあれば億ション買えるよ…(買えません)。ということでお兄さんは手弁当派だし、ちなみにジュースもよっぽど飲みたいときにしか飲みません。ちまちまタンブラーを持ちウォーターサーバーから無料水を汲む毎日です。悲しい月給暮らしだから仕方ないよ貧乏くさいって怒らないでワシだって生きていくのに必死なんよ…。ちなみに料理は上手じゃないけど割と好きなので弁当こさえるのがそこまで苦になりません。

 

その代わりと言ってはなんですが、お兄さんは豪勢にお花屋さんでお花を買ってお部屋に飾っています。ううむセレブ。ざっくり1月あたり5000円くらいに収めるようにしていますが、こちらも40年続けるとどうなるかというと…。以下の厚生省も驚愕の正確無比な計算図をご確認ください。

 

1月のお花代:5000円

1年のお花代:6万円

40年のお花代:240万円

 

ほう…。まあ花はサラリーマンを終えたとしても買えるものだから40年以上払うかもしれないけどね。これを節約するためには野花を採取するしかないけどお兄さんは大都会に住んでいるので野花が見当たりません政府のせいだね増税するから野原を返して…!

 

しかし、こうしてみるとお金って習慣によって消えていくのね。お酒を飲む人生、飲み会に行かない人生、スタバに行く人生、おしゃれな洋服を買う人生、海外旅行に行く人生…。いろんな人生があり、そして習慣によりお金が消えていく。本多静六先生が「銅は銅の暮らしをしなければいけないのに、勘違いして金の暮らしをしてしまうから、色々くるってしまう」的なことを書いていたけど、確かにそうだよな〜と思わされる。金が貯まらないのは我慢ができないからではなく、分不相応な習慣を変えることができないからなんだよね。そら習慣を変えるのは難しいよ染み付いてしまっているものが習慣だからね。はあーあ。億ション欲しいしちょっくら家計簿見直して習慣について考えてみるか…。しかし銅は銅の暮らしをすればよろしいって、当たり前すぎだけど何か感動したぜ。ワシらみたいなもんはもやしを吸ってればいいんですよもやしを吸っていれば幸せになれるんですよきっと。

 

かしこ。

使いづらいサイトが多すぎる増税していいから政府がなんとかしてくれよ

政府に多くは期待しない人生でしたが、もう我慢ならん…! 使いづらいというか、慣れるまでは大変だけど慣れたら楽になるからさ…的なサイトが多すぎて血圧が高まり続けて無駄に終末医療のお世話になって物議を醸し出しそう…! そうなる前に政府は使いづらいサイトを取り締まるGメンを組織してください増税していいから。

 

このはてなブログ様をはじめるに際してもnoteがいいのかしらブログがいいのかしら、ああnoteは検索しづらそうだからブログにしよう、ブログも辻先輩みたいにアメーバにしたら一躍人気者になれるかしらそれともLINEにしたほうが今風なのかしら、でもなんとなくはてなにしてみよう…とドチャクソググりながら決めたのにいざブログをこさえても永遠に記事を書くところにたどり着かなくて家で叫びました。なんかどう頑張っても一生「ブログを作ろう(無料)」みたいなところに誘導させられ、いきなり同じIDで3つのコピーブログが爆誕はてなは俺に何をさせたいのGメンに通報するよ…?

 

ようやくヘルプを叩きよくわからないまま記事を書ける画面になりこうして記事を書いていますがまだ半信半疑…。書き終わったら「この記事をアップするブログを作ろう(無料)」とかって言ってくるんじゃないでしょうねはてなさん。こちとら安倍さんと麻生さんが会食してたレストランを通り過ぎたことがあるんですからねっ! 何かあったらお友達価格で8億円お値引きしてもらった挙句の果てに幼稚園を作り英才教育を施しはてなに入社させてサイト全体をいい感じに変えさせますからねっ!

 

はー、しかしほんとこういうのなんか協会かなんか作ってベースになるところは共通にし、それでそれぞれベストなサイトを作ってくれればいいのに。もうとにかくわかりづらすぎる。国民主権のはずなのに使いやすいサイトに簡単にリーチできず、ブログも書かせてもらえないなんて日本もおしまいだよ(錯乱)。

 

(錯乱)とかも古いような気がするけどこういうの染み付いているから簡単には直せないよ…。とにかく使いづらいサイトが多すぎる問題を解決するための増税案が待たれます。

 

かしこ。